ぼくもおじさんなんですけど、自転車置き場のおじさんはもっとおじさんで、ぼくの父親くらいの方もいます。
通勤のときに毎回、回数券を渡して自転車を止めてるんですけど、一言二言声をかけてくれます。
「なんか雨降りそうだね」
「回数券、2枚あるよ、金持ちだなあ、おじさんもらっちゃうよ」
「今日は遅いじゃん、寝坊したの?」
なんでしょうかね。ぼくはいつもこの言葉にほっこりします。この社会とつながっている感覚を覚えるんですよね。
家族や会社以外でもぼくのことを気にかけている人がいる。
自転車置き場のおじさんとぼくは繋がっているわけです。
こないだ、夜おそくにおじさんが掃除してたんですよね。
「あれ?今日朝もいたのに、こんな遅くまで働いてるんですね。大変だね〜、ご苦労様です」
「いやさ、お金ないんだから働かなくちゃ!あんたも仕事なくなったらおいでよ。給料は安いよ 大笑」
ぼくの将来まで気にしてくれて、本当にありがたい 笑