最終講義からの学び〜あるものを活かす

もう10年以上前になるかな。研究室の先生の最終講義がありました。そこで印象深い話が2つあったので忘備します。

大学は化学専攻。千葉は硫黄がよく採れたらしく、硫黄を核とした合成物を生成していました。

つまり大学がある地域の産物を生かしたものをどう社会に役立てるか、を考えていたんですね。

先生は硫黄にこだわっていました。地域の発展、そして社会の発展へ。志にぐっと胸が熱くなりました。これが1つ目。

最終講義を聞くまではそこまで理解していませんでした。

2つ目。先生が化学の研究を通じて実現したかったことは、「自分なりの化学感を持ちたかった」ということ。

この「自分なり」というところに、自身が解決志向を社会で使い続ける意味と重なったんですね。自分なりの世界観、大事だなあ。