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自分のチームは活性な組織?それとも不活性な組織?
下記のグラフをみてください。左側は後向きな会話が多い組織です。たとえば、問題に目が向きやすく問題についてばかり話している。メンバー同士の会話も問題を指摘し合うことが多かったり、部門間や取引先との間でも問題を見つけて改善することに躍起になっている。
こうした組織のメンバーはいつも緊張していて、問題を指摘されないように身構えている印象があります。自分が思ったこと考えたことを自由に話すことは少なく、周囲の空気を読みながら受け入れられる会話をするようにしている。会話が不活性で閉じた組織ですね。
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一方、右側は前向きな会話が多い組織です。後向きな会話より前向きな会話が多いと、組織メンバーの会話は活性化し、本音を話してくれたり、思いついたアイデアを共有し合える風土が芽生えます。部門間や取引先とは問題の改善を話題にしながらも、未来を構想した希望がもてる会話も生まれやすくなります。開かれた組織です。
あなたのチームはどちらでしょう。もし、後ろ向きな話題が多いなら、組織が活性化する伸びしろたっぷりです。前向きな会話を増やしてみましょう!
組織の会話を活性化するカタチ
下記の3つが満たされた組織運営のカタチをつくることができれば、自然と会話が活性化する組織になっていきます。
① できたことを報告してポジティブなフィードバックが得られる場があって
② 「前向きな会話」の割合が「後向きな会話」より多く
③ 希望がもてる未来構想の会話をしている
①については解決志向の振り返りが当てはまりますので、記事を確認ください。
②は「前向きな会話」の割合が「後向きな会話」より多くなるように、マネージャーが話題提供をしていく必要があります。
③によって、メンバーが希望がもてる未来を意識できるようにします。そのためにはメンバー一人ひとりにとって大切で希望がもてる目標づくりが肝になります。目標づくりはホント大事です。会社都合に偏った目標は、メンバーが自分ごと化できず本気になれません。
目標づくりは改めて記事にしていきます。