🔸自己紹介

シンイチロウ


◇開発職、外資系マネジメントコンサルタントを経て現在は消費材メーカーマネジャー
◇社会福祉法人電話相談員
◇産業カウンセラー
◇産業組織心理学会会員
◇千葉大学工学部卒、筑波大学大学院カウンセリング修士(研究テーマは職場の報連相)
◇解決志向アプローチのビジネス活用事例
・部下育成、報連相コミュニケーション、評価面談、組織風土改善、組織マネジメント、成果を高めるPDCA etc.

企業の活動は問題解決をベースとしたPDCAが主流です。しかしこの問題の原因を取り除く「問題解決」に終始すると、何が悪いのか、誰が悪いのかという発想が定着してしまい、組織の疲弊や風土悪化につながります。組織は閉じたコミュニケーションに偏っていきます。問題を怖がるようになり、問題の発見が遅れて不祥事につながることもあるようです。

人や組織、仕事を問題の視点だけでなく解決に向かう可能性(チカラ)の視点で見直すことによって、組織は開かれたコミュニケーションに変わっていきます。限られた人材・チーム・外部の既にある可能性(チカラ)を再発見し、成果へ近づく行動へつなぐことができます。

このように可能性(チカラ)を見つけて解決を創るカウンセリング手法が「解決志向アプローチ(Solution Focused Approach)」です。解決構築カウンセリングと呼んだりもします。

ぼくはこの手法を活用することで、メンバーとの良好な関係を保ちながら高い成果にチャレンジしてきました。新しい特別なスキルは必要ないんです。視点をちょっとずらす、小さく行動する、良い変化を見つける、それだけです。

日本の企業で日々奮闘されている管理職やリーダーの方、担当として目標達成に向かって努力されている方に、この解決志向の発想を取り入れて、大切な仲間と今の仕事をもっと楽しんで欲しいと心から願っています。